充電・バッテリーに関するiPhoneのお悩みはとても多く、
スマホ以前のガラケー時代から、携帯電話とバッテリーは切っても切り離せない要素です。
「朝満タンだった充電が昼には半分になっている」「残り20%と表示されていたのに突然電源が落ちてしまう」「充電ケーブルと繋いでいるのに充電できない」
そんな充電のトラブルに直面したときに、確認しておきたいポイントをいくつか見てみましょう。
意外と見落としがちなのが「充電ケーブル」の不具合です。
バッテリーのトラブルは長期間使われてきたものほど起こりやすいのですが、ケーブルも同じように長く使われていたというケースがあります。
一見問題ないようでもケーブルの内側で切れていたり、コネクタ端子が削れて接触不良を起こしているなど、充電ができない原因がケーブルにある場合もあります。
まずは家族や友達のケーブルを貸してもらい充電を試してみましょう。
またケーブルは正常でもコンセントに接続するアダプター部分に問題があることもあります。念のためこちらも変えてみるといいでしょう。
長く使ってきたことでバッテリーが劣化していることがあります。
iPhoneに使われているリチウム電池は使用”回数”がある程度決まっています。つまり電池の寿命です。
寿命は回数(0状態から満タンまでを一回とカウントしている)に依るので、日に何度も充電をするような使い方をしていればより早く寿命に近づきます。
そのため「まだ一年しか使っていないのに?」という場合にも寿命でのバッテリー不具合は起こりえます。
主な症状では
・バッテリーの減りが早い
・バッテリーの充電が早い
・充電に残り%が表示されていたのに電源が落ちる
・充電中マークがでているのに電池が増えない
ほかにもバッテリーが原因の不具合はありますが、主な症例はこのようなところです。
ドックコネクタやLightningコネクタといった、充電ケーブルを挿す口の部分に原因があることもあります。
ケーブルと繋いだのに充電マークがでない?充電マークがでているのに電池が溜まらない?
外から見える端子部分に原因がある場合や、部品内部で故障していることもあります。
また、長く使っていると挿し込み口の部分にホコリや塵が溜まってケーブルコネクタがきちんと奥まで刺さっていないということもあります。
汚れがないか見てみるのも良いでしょう。
充電不具合の原因をいくつかあげてきましたが、なかでも一番深刻なものがiPhone本体側に問題がある場合です。
本体にも二つの要素があり、iOSといったプログラムの部分と、基盤やICといった機械的な部分です。
プログラム系統がバッテリーの減りに関わる例は少ないですが、OSに問題があれば正常に作動されないこともあります。対処としては、iOSの更新や初期化からの復元などがあります。
もうひとつの機械部分はiPhoneのつくりのなかでも手が出しにくい・出せないロジックボードと呼ばれる基盤箇所になります。
落下衝撃によりICが基盤とはがれてしまったり、水没から基盤の腐食や、電気ショートで回路が焼き付いたりといったものです。
本体の基盤部分は修理ができないことが多いので、せめて、日ごろからバックアップを取るといったデータ保護には気を配っておくようにしましょう。
充電に関係するものを上げてみましたが、いかがでしょうか?
ご自分のアイフォンでバッテリーがおかしい?と感じても、その原因は意外と分かりやすいところにあったりもします。
まずは手の届くところから確認してみると良いでしょう。