iOSとは、iPhoneの様々な便利機能をコントロールしているメインソフトウェアです。
9.0から10.0へ等、バージョンが上がるたびに新たな機能の追加や、不具合が改善されています。
iPhoneが正しく動作するためには、iOSが正常に働く必要があります。
また、iOSはアップグレードすることはできてもダウングレードすることはできません。
仮に初期化をしてもiOSのバージョンのみ、戻すことはできないのです。
現在iPhoneに入っているiOSのバージョンを確認するには、「設定」→「一般」→「情報」の ”バージョン” で見ることができます。
新しいiOSが登場すると通知が来ます。
主にPCでiTunesに繋いだ時と、wi-fiに接続していてiOSのダウンロード完了した後です。
wi-fiからの場合は自動でダウンロードされますが、インストールは任意で実行する必要があります。
インストールが済んでいないとiOSのアップデートがされていない為、定期的に何度も通知がされます。
もしアップデートをしたくないと考えていても、残念ながらこの通知をオフにする設定はありません。
iOSをアップデートする際にはいくつか注意する点があります。
1. iOSはバージョンが上がるほど、iPhoneの処理能力を必要とされる
新しい機能が増える分、処理も重くなりがちです。
使っているiPhoneの性能に合わせてバージョンアップをしましょう。
2. iOSをアップデートする前に必ずバックアップを取る
大切なデータは必ずバックアップを取ってから、iOSのアップデートに取り掛かりましょう。
万一アップデートに失敗し、iPhoneの初期化を余儀なくされたときもバックアップから復元することができるからです。
3. iOSにもストレージ容量を使う
iOSのアップデートにも写真データやアプリなどと同じく、ストレージ容量を使います。
ダウンロード時、またインストール後にも余裕があるように容量を空けておきましょう。
これらの容量が不足していると、不具合を招く原因にもなり、悪くすると動かなくなってしまうこともあります。
iOSのアップデートはそもそもしたほうが良いのか?
アップグレードによって、新機能の追加や不具合の改善など、得られる恩恵は大きいです。
できればiOSは最新バージョンにしておくことが望ましいと言えます。
しかし、iOSのアップデートには、インストールに失敗したり、iPhoneのマシン性能が追いつかず動作が重くなったりなど不安要素もあるのが事実です。
また、iOSのバージョンが10から11など(10.0から10.1とは違い)ナンバリングが変わるときには不具合が多く報告される傾向にあります。
バックアップなど、とにかくしっかり準備をしてから行うか、少し待って10.0.2や10.0.3など初期不具合の改善されたバージョンが登場してからアップデートを行うといった注意をしていくことで、トラブルに遭う確率が少なくなるでしょう。